ホーム             次へ
イザヤ書9章1節〜7節 (讃美歌96番)
9:1 しかし、苦しみのあった所に、やみがなくなる。先にはゼブルンの
  地とナフタリの地は、はずかしめを受けたが、後には海沿いの道、
  ヨルダン川のかなた、異邦人のガリラヤは光栄を受けた。
9:2 やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た。死の陰の地に住
  んでいた者たちの上に光が照った。
9:3 あなたはその国民をふやし、その喜びをまし加えられた。彼らは
  刈り入れ時に喜ぶように、分捕り物を分けるときに楽しむように、
  あなたの御前で喜んだ。
9:4 あなたが彼の重荷のくびきと、肩のむち、彼をしいたげる者の杖
  を、ミデヤンの日になされたように粉々に砕かれたからだ。
9:5 戦場ではいたすべてのくつ、血にまみれた着物は、焼かれて、火
  のえじきとなる。
9:6 ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子
  が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議
  な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。
9:7 その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に着
  いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、
  これをささえる。今より、とこしえまで。万軍の主の熱心がこれを
  成し遂げる。